2月の作品を描いたのは三宅アトリエで活動している藤原博子さんです。
タイトルは「植物ライフ」
maruに通所し始めて2年目。
一年の中でカレンダー用の描き下ろしを楽しみにされていて、今回も是非参加したかったとのこと。
描かれているのは特定の植物ではなく、ピンときた植物の写真を数枚選び組み合わせたものだそうです。
「この葉っぱの上のピンクの花びら(写真左)からインスピレーションを得て小人(コロポックル)のアイデアが浮かび、描き進めながら物語性を拡げていきました。」
「あるようでないもの、絵だからこそ可能なイメージを表現したい、と普段の創作でも思ってます。」とのこと。
タイトルについて聞いてみると
「パッと浮かんでこれかな、と思いました。植物が好きで、自宅の植物の水やりに毎日30分以上かけてるんです。土の中の湿気を確かめるために棒を刺したり、葉っぱの検査したり。だから体力を使うんですよ、、、笑。
落ちた葉っぱも綺麗で捨てられないんです。なんか”自分が”植物ライフですね。」
と、ミステリアスな藤原さんのさらに謎が深まるような答えが返ってきました。
通所日数と製作期間の関係で焦りもあったそうですが、制作中の色々な気持ちや考えを振り返りながら「技術はまだまだだけど、やっぱり自分は絵を描く事が好きなんだなと思いました。」と絵に対する思いを再確認したそうです。
これからどんな世界観を表現してくれるのか楽しみな藤原さんでした。
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